貴船神社~女神の泉で占う恋のゆくえ~


謂れ

御祭神は高霎神(タカオカミノカミ、水の神)です。別名を闇淤加美神(クラオカミノカミ)とも言われます。
二神を別々に捉えることも有りますが、差異は曖昧で同一神として解釈されることも多いようです。霎(オカミ)とは、雨(水)を司る竜神のことを言います。古来より、女性神としてイメージされている神様で、古来雨乞いの神さまとして信仰されてきたことで知られています。

では、その雨乞いの神様がなぜ「縁結び」なのか?
その昔、和泉式部が貴船神社に参詣した際、夫の心変わりから不和となっていた夫婦関係を修復するため、夫との復縁を祈願したところ見事叶ったそうです。それ以来、貴船神社は「恋の宮」と言われるようになり、縁結びの神社として現在に至ります。

有名な恋占いがありますので、体験してみてはいかがでしょうか?
その名も、「水占(みずうら)みくじ」(200円)。
白紙のおみくじを境内にあるご神水に浸すと、メッセージが浮かび上がってくるというもので、混雑している時には少々行列もできるようです。



縁結びを願う人は、本宮にある「結び文」に願いを書いて結んでくると良いそうです。現在は草木の保護のため行われておりませんが、昔はススキ等の細長い草を結び合わせて祈願すると霊験あらたかで願いごとが叶い、生涯の幸福が得られると言われていました。ちなみにススキの花言葉は「心が通じる」だとか。素敵ですね。お参りの順番は、本宮、奥宮、その帰りに結社へと参るのが古くからの習わしです。

ご利益

 縁結び、心願成就、航海安全

創建

 不詳

お守り(縁結び)

 結び守(1,000円)
 水まもり(1,000円)
 水占(みずうら)みくじ(200円)

拝観時間

 9:00~16:30(受付時間)

料金

 無料

アクセス

京都バス「貴船」下車、徒歩5分

所在地

 〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

動画で見る貴船神社

2015/06/01 に公開

スポンサードリンク



このページの先頭へ