下鴨神社~相生の社で3度回る~


謂れ

地主神社 社殿

下鴨神社は正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言います。
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)を御祭神としています。山城国『風土記』などに、玉依媛命が鴨川で禊をしている時に、上流から流れて来た丹塗の矢を拾ったところ、矢が美しい男神になり、二人は結婚。そして子宝に恵まれた、という神話があることから古来より縁結びのご利益のある神社として知られています。
その中にある、 相生社(あいおいしゃ)が特に縁結びのご利益で有名な社です。



相生の社の御祭神は神皇産霊神(かみむすびのかみ)です。神皇産霊神は、古事記にも登場する神様で天地開闢の時に高天原にあらわれた別天津神(ことあまつかみ)の一柱のことです。神皇産霊神は(産霊、むすび、産み育てること)、宇宙万物を創造した造化三神の一柱で、造化三神の中で唯一「女性」の性別を持つ神様、とも言われます。また、「産霊神(むすびのかみ)」という文字が名前に入っていることから、大地のエネルギーを穀物に与える、という大地母神的な意味合いの強い神様と言われます。転じて「縁結び」の神様として信仰されているそうです。

相生の社ご神木の「連理の賢木(れんりのさかき)」は、二本の別々の木が途中から一本に結ばれていることから縁結びの象徴となりました。
こちらで縁結びの祈願をする場合、特別な参拝方法があります。
絵馬に願い事を書いて下さい
(願い事を見られたくない場合、目隠しシールがもらえます)②絵馬に紅白の紐がありますから、キレイに願いを込めて結びます。
相生社の正面に立ちます。
④願い事を書いた絵馬を持って、相生社から向かって男性は左から、女性は右から道なりに二周まわります(全部で三周回ります)
⑤三周目の途中で、絵馬掛けに絵馬を掛けます
⑥相生社にの正面に戻り、願い事を祈念して下さい。
⑦連理の賢木の「御生曳(みあれびき)の紐を二度引いて、お参りをして終わりです。

この木が枯れると糺(ただす)の森のどこかに後継ぎが出来る、という伝説があり(現在は四代目)、京都の七不思議の1つと言われています。
ちょっと時間があれば、糺の森の南にある摂社の河合神社にも行ってみてはいかがでしょうか?美しい女性になれるよう鏡絵馬にお化粧をして神社に奉納すると、美しくなれるとか!

↓糺の森↓糺の森

糺の森で行われる「手作り市」はお薦めです。
手作り市ブームは、知恩寺(ちおんじ)から始まっているのですが、ゆったりして過ごしやすいので下鴨神社の手作り市がお勧めです!
自動車、自転車、子連れもOK!とっても楽しめます。

ご利益

 縁結び、交通安全、旅行安全

創建

 不詳(崇神天皇7年頃?)

お守り(縁結び)

 媛守(ひめまもり)(800円)
 鏡絵馬(800円)
 縁結び絵馬(500円)
 水守(500円)

拝観時間

 6:30~17:00(拝観時間は季節によって変更あり)

料金

 参拝無料、特別拝観大人500円・小人250円(相生の社は無料です)

アクセス

市バス「五条坂」「清水道」下車、徒歩約15分

所在地

 〒605-0862 京都市東山区清水1丁目 東山区清水1-317

動画で見る地主神社

JR東海 CM そうだ京都行こう 「下鴨神社」 Shimogamo Shrine

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